いすゞの一貫製造:工程7
溶接
当社で一番、男らしいカッコいい仕事。それが、溶接です。溶接と言っても、組み立てながらの溶接です。しかも、NCで設計加工した板材と職人の感性で作り上げた骨組みの寸分たがわない合体は、当社の自慢の宝物といえる技術の一つです。箱定盤(鋳鉄で作った1/100の精度を誇る箱)の上ですべての作業しているのも当社流。この風景は、ご来社いただかないと語れません。
設備と技
- 単純に溶接の腕がよければ良い筐体が出来るわけではありません。秘訣は前工程の高精度な切削加工と箱定盤。そして、卓越した職人の技術が融合した結果最高の筐体が出来上がります。
箱定盤の上で狂いのない溶接
筐体の精度を求める上で溶接加工は最重要な工程となります。
骨組みを溶接する際、床が水平で無かったり、作業場の高さが違っていては、最高の技術を持った職人の腕を持ってしても狂いのない溶接は難しいでしょう。弊社では、作業の場所によって狂いが起こるということが無いように、鋳鉄で作った1/100の精度を誇る箱定盤の上で、溶接、組み立ての作業を行い、試験器に求められる頑丈で、狂いのない製品作りをしています。
箱定盤
工場見学にお越しいただいたお客様は皆、複数の工程が8台ある大きな箱定盤上で行われている様子を見て一様に驚かれます。
是非お越しになってお確かめください。