いすゞ製作所 > 今朝のいすゞの社窓 > 2015/01/14 今朝のいすゞの社窓150114号

  • 最新版カタログ ダウンロード
  • 取扱説明書 ダウンロード
  • いすゞチラシ広報板
  • いすゞのこだわりカスタマイズ
  • 新潟工場 工場案内
  • 採用情報
  • 【社内活動ブログ】今朝のいすゞの社窓
  • 【社内活動ブログ】管理人ルーム

今朝のいすゞの社窓

2015/01/14 今朝のいすゞの社窓150114号

2015年1月14日(気温:-2℃)

-新潟日記-

・本日は曇りの朝となりました。日中は曇りのち晴れとなる予報です。今朝の新潟県内には乾燥、なだれ注意報が出ています。

・今朝は気温が下がり肌寒い始まりとなりました。そのおかげかはわかりませんが、今日の社窓の写真は綺麗ですよ!雲間から朝日が差し込み、白く染まった粟ヶ岳の下には雲海が広がっている。時としてこんな表情を見せてくれるんですね。さて、こんなニュースを目にしました。6歳の女の子が脳死判定とされ、その両親が臓器提供を申し出たというニュースでした。ニュースの内容はというと、女の子は大きな病気をすることもなく、元気に成長してきました。昨年4月には幼稚園に入園し初めての運動会の練習を一生懸命していました。運動会前日、風邪のような症状から病院を受診し、特発性拡張型心筋症であることが分かりました。12月には容体が悪化し、補助人工心臓をつけて移植を待機することしか命をつなぐ方法がなくなりました。待機している間も小さい体で度々の脳出血や数回の開胸手術に耐えていました。さらに何度も血栓が補助人工心臓内にでき、そのたびに管の取り換えも行っており、本当に生きた心地がしない日々を両親はおくられました。国内待機の限界を感じ、先生にお願いし海外での移植手術を目指し動き出しました。受け入れ先も決まり、渡米への準備をしているさなかの1月の上旬に最も心配していた血栓が女の子の脳に飛び重篤な脳梗塞(こうそく)を起こしました。それでも諦めずに回復を祈っておりましたが、2日後に女の子は脳死状態になりました。両親は女の子に補助人工心臓のことを「あなたのことを守ってくれている大事なものだよ」といつも伝えていただけに、本当に無念でやるせない気持ちになりました。女の子がほぼ脳死状態にあると分かった時に両親は、心臓移植待機中のことを思い出しました。国内では臓器提供が少ない現状を強く感じていたので迷わず女の子の臓器を、移植待機されているお子様やそのご家族様のために提供したいと申し出たそうです。その両親は「同じようなお気持ちの方に少しでも光がともせられたらと思っております。」と言われたそうです。このニュースを見て、自分の事と照らし合わせるとものすごく心打つものがありました。私にもまだ小さな娘がいます。自分の愛娘が亡くなって悲しみの中にいるのにも関わらず、同じ気持ちで悩まれている人達の為に臓器提供をする。私が言うのも失礼かもですが、女の子はこの両親、お父さんとお母さんの子供に生まれてきて幸せだったと思います。親となったからには子供に全力の愛をそそぎ、何があっても守らなければいけません。同じ子を持つ親として見習わなければいけないと感じました。長くなりましたが、少しでも何かを感じて頂けたら幸いです。今日も一日笑顔で元気に頑張っていきましょう!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――