~余裕 ~
2018年3月27日
今回のお手本は「彼岸」と「一期一會」です。
朋遊先生は最初におっしゃいました。
「今日は“行にんべん”を書く練習をします」と。
そんなに“行にんべん”が難しいのでしょうか?
ポイントは、一画目と二画目の始める位置、そして角度を変えること、だそうです。
←すこーし角度が違う“行にんべん”
普段は平行にササッと払うだけですが、今日は真剣に“行にんべん”と向き合いました。
今回、朋遊先生が教えて下さったなかで印象的だったのは、なぜこの現代にわざわざ筆で文字を書くか、ということ。
字を書く前は必ず筆に墨をなじませる、その時に「今日はこの字をどう書くか?」を考えることで、余裕が生まれる。その余裕のためである、というお話でした。
「一期一會」は同じ「一」でも変化をつけると、格好良い字に。
達成感・・・
「一期一会」ではなく
「一期一會」ですよ。
なにごとも余裕をもって臨みたいですね。