あるべき姿
2019年7月16日
只今、生き物係で日々金魚の赤ちゃん育成に奮闘していますが、生まれた当初は数えきれないほどの稚魚が誕生しました。生まれてから数日後、ある日を境に赤ちゃんが死んでしまうようになったのです。金魚の赤ちゃんを育てる時に色々調べた際、生後1ヶ月は育成が一番難しいと書いてあり、注意はしていたのですが、日々死んでいく赤ちゃんを救うことができませんでした。しかし、ある人の一言でそれは解決されました。それは、何もしないでそのままにして、自然と同じようにすることでした。私は金魚の赤ちゃんに綺麗な環境をつくってあげようとポンプでエアーを送ったり、水質が悪くならないよう水を入れ替えたりと様々な事をしていました。しかし、結果として手をかければかけるほど、赤ちゃんにとっては悪影響を与えていたのでした。
その後、正面玄関にあるメダカの甕に入れたり、水草が育つ水槽に赤ちゃんを移し、外で育てるようにしました。すると赤ちゃんが死ぬことはなくなりました。どんな生き物でも自然の中で育つのが一番なのだと学んだ瞬間でした。