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7月

2011

2011/07/14 下田中学校職場体験授業!

7/12、下田中学校の生徒4名が職場体験授業で当社に来社しました。

「お、お願いします。」カチンコチンに緊張した中学生4人組がやってきた。 

毎年夏の恒例の地元下田中学生を迎えた職場体験授業。

真黒に焼けた顔は毎日の部活動でがんばる姿を連想させる。

純粋な表情、輝く瞳はなんともまぶしい。

私にもこんな頃があったのだろうか…。

初めて「働く現場」に足を踏み入れるという4人。

見るものすべてに目をキラキラさせながら、新鮮な面持ちで工場を回った。

タレットパンチングプレスがステンレスを打ち抜く光景に「おおー!」と声をあげ、自らプレハブタイプの恒温恒湿室に入り、自ら設定した温度や湿度を全身で感じながら「すげー!」と感嘆する。

午後からは弊社の職人の指導を受けながら、実際に自記温湿度計を作ってみる。

中学生はわかりやすい。

私が熱く語った午前中の講義中には見せなかった好奇心に満ちた表情で製品づくりに一心不乱に取り組む。

声を掛け合いながら、正確に、すばやく作業をこなしていく。

まさに製造現場で求められる姿をこの4人の生徒は実践していた。

 

すげえ、この4人!

 

しかし今回の職場体験で何より驚かされたのは彼らの態度だ。

元気のいい挨拶、教えたことはすぐに行動に移せる、「ありがとう」と「すみません」を素直に言える。

休み時間に出されたジュースを飲んだ後も、「缶は私たちがすてるからおいていって」という私たちの言葉に、「いえ、置いていくのはマナー的によくないっす。持って帰ります!」と飲み干した缶を全員がバッグに入れて持って帰った。

大人たちもできない当たり前のことを当たり前にする、その姿に感動した。

 

 

 

 

今回のテーマは「将来どうなりたいのか?」

 

私は一人一人の夢を聞いてみた。またまた驚いた。

それぞれが夢を語ったのである。

 

夢を描けない、将来何をしたいかわからない、無気力…。

 

そんな生徒が多いと聞く中、この4名はどこの高校に行きたいかも含め、夢を語った。

「コンピュータ関係の仕事をしたい。」

「インストラクターのような体を使った仕事をしたい。」

いろんな経験をして、たくさんの人に会い、その出会いを大切にする中で、一度きりの人生を自分の力で切り開いてほしい…私のメッセージをどこまで理解したかはわからないが、きっと彼らなら自らの手で人生を豊かにしていくに違いないと感じた。

 

最後にみんなで会社の前で写真をとり、彼らを見送った。夏の日差しに照らされながら、彼らは笑顔でいすゞを後にした。

私たち、いすゞ製作所は毎年地元中学生の職場体験の受け入れを行っております。

中学生にとっては初めての「働く現場体験」。私たちにとっては毎年の恒例行事でも、彼らにとってみれば一回きりの大切な瞬間。受け入れる私たちには、その責任があります。

それと同時に、この職場体験は私たちが毎年感動をいただく瞬間でもあります。

初めて「働く」というものに向き合う中学生を見て、私たちも自分の思い描いた夢を再認識し、子供たちに夢を託す存在でなければならないと気持ちを引き締めました。

 

去りゆく中学生の背中を見送りながら、寂しさがあふれると同時に感謝の気持ちでいっぱいでした。

本当にありがとうございました!!